プラスチックごみが仮想通貨に?世界の貧困問題と環境問題を救うかもしれない技術

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廃棄プラスチックを仮想通貨に換える

IBMのWebメディアMugendai(無限大)ではプラスチックごみ問題解決に向けた画期的なプロジェクトが発表されました。

それはゴミが通貨に替わるという謎理論です。

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人類がこれまでに生産したプラスチック80億トン、そのほとんどが「廃棄」に

プラスチックの発明は、私たちの暮らしを飛躍的に便利にしました。ペットボトルのドリンクやプラスチック容器に入ったシャンプーなど、生活のさまざまなところで使用されています。しかし、便利な反面でプラスチックは高い耐久性ゆえに分解されにくいという性質があり、海洋ごみの問題をはじめとした環境汚染の原因ともなっています。

現在、世界の海では1.5憶トンのプラスチックごみが投棄されており、回収リサイクルのされていないプラスチックごみが年間800万トンのペースで増え続けています。

 

世界中に放置されたプラスチックごみすべて回収すれば4兆ドルに

そこで、「プラスチックによる海洋汚染と貧困層の救済の2つの問題を一気に解決する」というコンセプトのもとに生まれたのが、デビッド・カッツ氏が率いる「プラスチックバンク(Plastic Bank)」です。




プラスチックバンクの仕組み

シンプルだからこそ頑丈な立て付けになっています。

”プラスチックのゴミを仮想通貨で買取る”

といったビジネスモデルになります。プラスチックバンクは、使用済みのプラスチックを回収してリサイクルし、製造業者や大手小売業者などに販売するビジネスを展開しています。画期的なのはその回収の仕組みで、回収されたプラスチックを現金ではなく一種の仮想通貨で買い取るとともに、その仮想通貨を使って食料や水、日用品などを購入できる仕組みをつくり上げたのです。

 

なぜ、それが可能なのか

ブロックチェーン技術普及の今、ブロックチェーンは、取引の記録をいくつものコンピュータに分散管理し、データの改ざんを防ぎます。ブロックチェーンを応用することで、取引の内容に高い信用を担保することが出来ます。

プラスチックバンクは、回収員に対してブロックチェーン上で発行されたデジタルトークンとして報酬を支払い、回収員はこのトークンを使って加盟店で商品を購入します。トークンの発行や管理、商品購入時の決済には専用のアプリを利用しますが、IBMはこれらのシステムの構築にIBM Blockchain、Hyperledger Fabric、IBM LinuxONEサーバーなどの技術で貢献しています。

詳しくはMugendai(無限大)より